適度な「怖い思い」や「痛い目」は子供の将来のために必要だと思う
うちの娘(2)は4月から保育ルームに通っています。
保育ルームは0歳から3歳までなので、うちの娘は年長さんの部類に入ります。もっとも全部で15名しかいないルームなので暮らすわけはないんですけど。
用水路へドボン
ルームでは毎日お散歩へ出かけるんですが、最近は暖かくなってきたので、田んぼへ水を引くための用水路に葉っぱを浮かべて遊んだりしています。
で、保育士さんが小さい子を抱っこしながら見ていたときに、そばで葉っぱを浮かべて見ていたうちの娘にコツンとぶつかり、それで娘が用水路に落っこちてしまったようです。
この話だけ聞くと大丈夫だったのかと心配になりますが、水は少ししかなかったので、服が半分びしょ濡れになっただけで特に問題はありませんでした。
娘はビックリして、久しぶりにお迎えのときに妻に泣きついてきたそうです。
それも経験
用水路に落っこちたのは問題ですが、事故にならなくて良かったと思います。
むしろ、娘は大きな怪我をすることもなく落ちる経験ができたので、結果的に1つ「これは危ない」と知ることができたんじゃないでしょうか。
最近は世の中が「アレは危ない。これは危ない」と、怪しいものは規制する傾向にあるような気がしますが、成長過程であまり危険を避けていると、どんな状況が危ないか気付く能力が養われないような気がするんですよ。
わたしは以前、工事現場で働いていて、その頃も安全のために設備を整備する傾向にあったんですが、あまり設備で安全を確保すると、作業員の「気を付けよう」という意識が低下する感じでした。
死んだり大怪我をしたりといった、取り返しの付かない事は無いようにしなきゃいけませんが、ある程度は痛いことや怖いことを経験させてあげるのも重要なんじゃないかと思います。
その点で、今回落っこちたのは娘にとっていい経験になったんじゃないかと思います。
水難事故にあわないように
これから暑い季節になります。
夏はこどもの水難事故が増える時期ですから、うちの娘には今日の経験を生かして、次からは落っこちないように気をつけてくれることを期待してます。
今日の『ふむふむ』
- 適度な危険は次の安全の為の肥やし
そんな感じ。