最近の若者は身近な先輩に質問できないからって縁遠い第三者にいきなり電話してくるのか?
あたしはサラリーマンをやってまして、そこそこの規模の企業の経営企画部って部署に所属しています。
入社してから数年は、最前線の現場で働いてたので、本社のことも現場のことも一応わかってるつもりですけど、ここ数年で社会人になった人たちの中には、あたしの経験からでは想像もつかない動きをする人たちがチラホラいるようです。
とりあえず電話してくるやつ
仕事柄、社内のいろんな部署との調整が多くてしょっちゅう電話してるんですけど、最近『○○営業所の△△ですけど〜』みたいな電話が、入社2〜3年の人からかかってくることが増えてきました。
しかもその要件は、社内手続きのやり方を教えて欲しいとか、ある特定の業務について教えて欲しいとかいうもの。
会社によって多少の差はあるかもしれないですけど、あたしが勤めてる会社では、そういった話は各事業部や総務部が担当しているので、そっちに聞けばすぐに分かる内容ですし、同じ職場で働く人たちなら、その業務について知ってる可能性が高いはずなんですけどね。
現場からは遠いはずなのだけど
あたしの勤めてる会社の組織はざっくり言うと
①本社(人事、企画、秘書など)
↓
②各事業部の統括部署
↓
↓
④営業所
って感じになっていて、各部署に平社員から課長や部長までいる感じです。
そんなわけで、それが良いか悪いかって話はさておき、営業所からみたら経営企画部っのは随分遠い部署です。
にも関わらず、一部の若い人たちは、あまり効果的でもなく、身近でもない相手に直接電話して質問してくるんです。
もしかして身近な人に聞きにくい?
正直な気持ちとしては『アホか!まずは隣の先輩にでも聞けや!!』とでも言いたいところですけど、もしかすると現場では、身近な先輩と気軽に話しにくい状態にあるのかなぁと思えてきました。
近頃は同い年の友達としか打ち解けてコミュニケーションが取れないって聞きます。
ネットでのコミュニケーションが普及していることも手伝って、『多少でもストレスを感じる先輩とかに質問するより、顔をあわせる事のない、一見バーチャルな存在に見える遠くの部署に電話した方がマシ』って考え方が増えてるんじゃないかと思うんですよね。
それに、あたしが現場で働いてた頃は本社の部署に平社員が直接電話で問い合わせるなんて余程の事がないとやらないものだったんですけど、今の人たちは先輩とかにそういった事も教わらないのかもしれませんね。
であれば、質問くらい答えてやっても良いのかもしれないですし、実際聞かれたら答えてるんですけど、完全に余分な仕事なんで、できれば身近な先輩や上司に聞いて解決してもらいたいですね。
今日の『ふむふむ』
- 近くの先輩より遠くの誰かの方が話しやすいって人はそれなりにいる。